2013年5月20日月曜日

ソーラーのメンテ パネルの汚れ

自動車の窓が汚れるようにパネルも汚れてくる。雨が降ると汚れが流されるというサイクルを繰り返す。汚れてくると効率が落ちて全然発電しないのではないかと心配になって来るのではないか?私はきれいにしてもすぐ汚れるので労力の割にはどうかな?という立場である。住宅の屋根ならともかく、野立てなら手の届く所は、目につく鳥の糞は除去しています。昨日の雨でパネルもきれいになったかなと思います。
50KWパネルを高圧洗浄機で手入れしているという事例を見つけたので報告します。
http://solar-connect.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/04/post_f290.html
上記4/18に洗浄して下記の発電量です。
http://solar-connect.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/20134_9641.html
言及が無いので、どの区画かは分かりませんが、同じ容量で比較ということだとすれば、1と2では無いかと思います。効果があるとすれば最大値2の物かと思われます。
どれくらい利益が有ったかというとわずか2016円ということになります。
きれいになったパネルも既に汚れていると思われます。この結果からすると残念な結果と言わざるを得ません。
雨が降ったくらいなら防水は大丈夫と思いますが、高圧洗浄というのは圧力が70Kg/cm2かかります。これくらいの圧力だとシール部分からパネル内に水が浸透する可能性も考えられると思います。

パネル洗浄後の結果に付いて更新がありました。
http://solar-connect.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/post_a02c.html
費用対効果からすると無いということだそうです。とはいえ、パネルが汚れていると気になります。発電所の所長として、現地現物で設備に何か異常は無いかと気を配るのは大切です。

パネルをきれいにする行為は必要と思います。鳥の糞、埃など汚れがひどいということであれば、時々は清掃した方がいいと思います。ただ、期待するほどは発電量が増える訳ではないということになります。この事例を持ってどうだというにはデータが少なすぎますので、実践された方がおられましたら、結果を教えていただきたいと思います。データとは英語で言うと複数形になります。単数形だとデータムになります。データを出せと言われたら複数出してくださいということです。
角度可変のことも書きましたが、発電量を上げるということは、労力、費用を掛けてもそう簡単には上がる物ではないことです。でも、そういった努力を放棄せよと言っている訳ではないです。塵も積もりれば山となると言います。私もそれに取り組んでいますので、結果をお知らせしたいと思います。偉大なる失敗にならないように頑張ります。


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