2013年5月2日木曜日

日経CNBCモーニングサテライトで放映予定

日経新聞社系のテレビ局であるテレビ東京が5/1に取材に来ました。5/10 日経CNBCモーニングサテライトで放映予定です。愛知県の場合、系列TV局のテレビ愛知でも放映となります。
見逃してしまったとか視聴出来ないエリアという場合、インターネットでストリーミングでの視聴が出来ます。ただし、ダウンロードは出来ないようです。見るだけです。(1回見れば充分?)
番組の内容は、ソーラーシェアリングはどういうものなのか?ということになります。番組では、農水省、ループ社の取材、今後設置される案件(高知県ブルーベリー農家の取り組み)も織り込まれることになります。TVで放映されるかは分かりませんが、パネル下で取れた作物と普通の露地物との比較もいたしました。お土産としてお渡ししましたので、今頃テレビ東京のラボで調査、分析をされているかもしれません。
日本の農業規模はGDPで8兆円。TPPで半減するともいわれています。生産者は農産物の価格を下げないと売れなくなります。こうなると今でも少ない農家の利益はありません。むしろ赤字になる可能性有りです。こうなった場合、ソーラーシェアリングとセットに考えると営農が可能になります。赤字の農業部門を支える仕組みが成り立ってきます。
これまで農水省は食料安保論を出したり、自給率向上を出したりしてきましたが、もはやこれまでの様な気がします。カロリーベースで39%の自給率、日本では食料が全然足りないのか?毎日出る膨大な廃棄食料は何なのか?ゴミ箱は食べ残しの食料であふれています。
私の所を視察に来た東京大学の川島准教授は農産物は作り過ぎで、その結果価格が上がらないと主張されています。必要な時に必要なだけ生産するというトヨタのジャストインタイムという考え方でやらないと成り立たないということになります。本来の市場経済なら成り立たないのを補助金などをつぎ込むことで無理に延命していることになります。
TPPで農業半減→これまで以上の補助金投入→財源は税金→増税。このサイクルを変えるのはソーラーシェアリング。ソーラーシェアリングが大規模に普及すれば、農業規模8兆円は20兆円にもなる可能性を秘めています。そうなれば、補助金、増税無しでもやれるのではないかとTVカメラに向かって話しましたが、放映されるかどうか?
ソーラー導入するとすぐに売電で大儲けといった感じで見られますが、こういった先入観が導入のモチベーションになってくると思います。住宅用に屋根に設置する人も多いですが、地球温暖化防止とか環境保全などということをいう人はほとんどいません。どれくらい売電で儲かるかということばかりが全面に出てきます。こういった人間の欲をうまく利用することで農地への導入を促進していきたいと考えています。

農地で栽培した電気は農作物か?この件で浜松市農業委員会と意見交換。
金に色はついてないけど、どういう風な扱いになるのか?農業委員会では、電気は農作物ではないとの見解。
しかし、私は、農地で生み出されるのであれば農作物だと思っています。ここでもう意見が噛み合なくなっています。農地での再エネが農業=農作物という私の主張。これがイノベーションであり、象徴がソラポンと位置づけています。

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