2013年6月18日火曜日

ソーラーによる土地の収益性

ソーラー設置でどのパネルを設置すれば有利になるのか?東電のメガソーラーで検証をしてみる。データは下記から拾いました。
http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/28/103805.html
1:米倉山は20haでソーラーフロンティア10000KW、2:浮島は11haでシャープ7000KW、3:扇島23haで京セラ13000KWとなっている。
KWあたりの面積は、1が20.0m2、2が15.7m2、3が17.6m2となっている。
KWあたりの発電量は、1が1.44KW(当初予想1.2KW)、2が1.35KW(当初予想1.057KW)、3が1.162KW(当初予想1.054KW)である。
面積1m2あたりの収益は、1が3024円(当初予想2520円)、2が3612円(当初予想2828円)、3が2773円(当初予想2515円)である。
メガでも、1000KW超えると電気主任技術者を常駐でおかないといけなくなり、人件費が年間300万円はかかります。2Mを超えると連係費が高額になります。ですので50KW未満の壁同様意識しないといけない所です。
設置費用については記載が無く分かりませんでした。こういう施設なので、展示とか教育施設なども含まれると思う。メガソーラーなりの費用が掛かることもあり、ミドルクラスとは条件がちがうこともあり、このような数値となった。
土地もリソースなので1000m2に50KW設置するか80KW設置するかという具合に、有効に使わないともったいない。パネルの種類、角度、配置など考慮の対象となるのはもちろんである。実発電量が高くとも、土地の収益性を考えると必ずしも有利ではないということになる。だが、同じ結晶系の京セラでは結果が異なってくるので、一概には結晶系が有利かどうか判断出来ないということになる。この発電所は工場立地法の制約を受けていたはずと思う。これまでは、敷地の50%しか使えなかったと記憶している、現在は75%までに緩和されているはずだ。上記メガソーラーが敷地を目一杯有効に使おうと考えていたかどうかは分からない。表面のデータを元に計算したに過ぎない。
多少影になることを犠牲にしても、パネル設置を優先した当方の地上設置型で見ると
KWあたりの面積は、11.6m2。
KWあたりの発電量は、1.1KW(当初予想)。→期待1.3KW
面積1m2あたりの収益は、3981円(当初予想)。→期待4705円
1年経ってないので、実績値ははっきりしない。現状では予想以上に発電しているので上ぶれもあると考えている。
ある程度日影にならないような場合。ループの製品で見ると、地上型でKWあたりの面積は、12.8m2。ソーラーシェアリングでKWあたりの面積は、14.2m2。となる。複数にすれば、重なったり、隣り合うスペースなどが節約出来るのでもうすこし少なくて済む。
今年は設置費用と売電価格は共に10%下がったので、収益も10%減となるが、利回り的には同じである。同じ収益を上げようとするなら、土地が10%余分に必要ということだ。仮に設置価格、売電価格が半額になった場合、土地は2倍必要になる。
売電価格優遇は来年度までなので、早くやった方が有利であるというのが分かって頂けると思う。遅くなれば土地確保で不利になります。あおりではありません。

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