2013年6月4日火曜日

当発電所の実力


当発電所は、立地条件もよく日照時間の多い地域となります。非常に条件のいい所に設置しています。ですので発電量も多いと思います。こんなことを書くとまた自慢が始まったと言われそうです。じゃあ他の所と比べてベンチマークはどうなの?ということになります。
ソーラークリニックの4月の発電量ランキングで見ると、ソーラーフロンティアが優勢になっています。場所も長野県など地域に片寄りが見られます。これは、KWあたりの発電量が多いということになります。しかしながら、日射や条件を勘案した発電指数になるとばらけてきます。指数とは、地域の10年平均の発電量に比べてどれくらい発電しているかということを指数化したものです。ですので、地域差は関係なくなります。ただ、CISはパネルが10%位多く発電するというデータがあるので、シリコン系のものと同列に評価するのはどうかと思います。パネル容量と実発電量差がいかにも優れているという印象を与えます。SF社のマーケティングのうまさを感じます。ソーラーフロンティアによれば、50KWなら回収10年と予想を出しています。以前にも指摘しましたが、設置面積あたりの発電量、KWあたりの費用で見るとソーラーフロンティアの優位性は薄れます。限られた土地に多くのパネルを設置してトータル発電量を考えると結果も変わってきます。
ソーラークリニックに登録されている家庭用ソーラーも過去最高を記録した所が続出です。今年は日照条件が非常にいいからです。
では、当発電所はどうなのか?発電量は5月の発電量をご参照していただきたいと思います。32日間の数値なので30日分に換算しています。年間を通じての成績ではありません。KWあたりの発電量ランキングでいえば、42/2372 指数では 88/2372といった実力になります。上位3%位の成績になります。まあまあでしょうか?影の影響でも触れましたが、晴天時の正午頃はパワコンの能力以上に発電しており、発電カットされている分も若干あるのと、リフレクタによる出力向上分も加味されます。それを考慮するとランキング以上といえると思います。以前、某国内メーカーのソーラー販売社が私の発電所を見て、中国製はねえとバカにされたことを思い出しました。
こういった経験を元に色々とお勧めいたしたいと思います。俺は我が道を行くという方もおられます。値段が多少安いなどという理由で他社を選択されてハッピーというのであればいいのですが、なかには後でしまったと泣きを入れて来る方もいます。設置してからではどうしようもありません。

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