2013年2月14日木曜日

ソーラーは融資か自己資金か?

最近の株高にはびっくり。あれよあれよと上がっていく。持っていれば大もうけだ。これからもそうなのか?一過性のものかもしれない。ここで株を買っても下がって損をするかも知れない。今まで株が駄目だったので余り期待してはいけない。永遠に上がり続ける株はないのだ。そこへいくと、ソーラーは安定的に収入を保証してくれる。ありがたい。
さて、ソーラーは融資で設置した方がいいのか?自己資金がいいのか?融資の場合、融資手数料や手間がかかる。そのかわり自己資金無しで設置して売電が出来る。仮に50KW=1500万で設置したとすると年間220万位の収入になる。1500万を15年で借りるとそのいっぽうで返済が年110万になる。固定資産税をならすと年間10万くらい。修繕がないとすれば、100万の純益になる。元手無しで、毎年100万入ってくる。返済終了後はまるまる入って来ることになる。固定資産税や金利は必要経費となるのでその分税金は安くなる。
自己資金でやる場合、資産を売却して捻出という方法は不適当というのが私の考えだ。私は日本政策金融公庫から借りてやった。老後のために貯めたJ-REITという不動産投資信託という不動産を所有している。この分配金は7%にもなる。来年から税率20%になるが、そうなった場合、手元には5.6%の分配金(家賃収入)が入ってくる。政策金融公庫からは1.1%で借りているので逆ざやになる。つまり、4.5%の家賃収入が入り続けるということになる。これに、売電収入が加算されるので、資金効率はぐっと上がる。
例えば1500万のJ-REITを持っていれば、105万円の家賃収入が入ってくる。20%の税金を引かれたと仮定すると84万円の収入となる。一方で1500万円、金利1%、期間15年で借りたとする。年間約108万円の返済になる。24万円の持ち出しとなる。20年の総決算では、REIT売却して自己資金でやった場合の収支4400万円。REIT残して借金でやった場合の収支5960万円(REITは価値が変わらないものと仮定)。これがレバレッジ効果というものだ。何でもかんでも現金払いが万能ではないということだ。
J-REITも借金をして物件を購入することで資金効率を高めている。私も同じようなことをしていることになる。
ここにきて、インフレになるかもしれない状況になって来た。インフレに弱いのは預金だ。借金や株や物はインフレに強いといわれる。正しい選択だったのかどうか?というのは、電力は固定買い取り価格なので、インフレが有った場合収入の目減りということになる。判断出来ない難しい問題だ。20年後果たして私は笑うことが出来るのだろうか?ここでリスクを取るか逃げるか?男なら勝負といきたい。

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