2013年2月13日水曜日

東京都青梅市農業委員会より照会

東京都青梅市農業委員会から、2012.9.28付け全国農業新聞に掲載されたことから浜松市農業委員会に照会が有り、私に連絡が有りました。茶畑でソーラーシェアリングやりたいのだけれど、どういう物なのか?といったことでした。それ以前に浜松市農業委員会に問い合わせが有り、無断でやっている物ではないというお墨付きを確認してからの連絡でした。このように、ソーラーシェアリングを農業委員会でも認める雰囲気が醸成されて来ているのを感じます。
全国農業新聞とは、農業委員会の上の上の組織が発行している新聞ですので、農業委員であれば読んでいる新聞になります。一般の人には縁の無いものです。
農業を守るためにソーラーシェアリングをやりたいということでした。ソーラー導入は、営農とセットなので売電収入を確保するのであれば、必須になります。ソーラーシェアリングやれば、1反で大体年間250万位の収入が得られます。無しだと、農業のみで10万円です。250万を確保する条件は、農業をやらないといけないので、耕作放棄地になりにくいといったことになります。農業や農地を守るといった面では有効な方法と思います。
農地の上にパネルを設置することで色々な利点が有ることが分かってきました。今年はとにかく寒いです。柑橘などの場合は、果皮障害が発生します。霜により茶色のシミが出来てしまいます。これが発生すると味は同じであっても商品価値は無くなります。美人でないと駄目なんです。パネルが防霜対策に役立っています。夏の場合、太陽光が強いと人間同様日焼けやシミの原因にもなります。遮光することにより軽減出来ます。真夏における高温障害、光阻害、水分の蒸散などが軽減されます。農作業者にとっても同様です。
というぐあいにやってみると色々なことが分かってきました。
私がこういうことをやるにおいて、作物が育つ訳がないとか色々な忠告をしてくれる方がいました。特に、永年農業をやっていた方からです。永年の経験からのアドバイスでしたが、彼らは農業者でありますが、残念なことに勘で判断されていました。私の子供の頃は、農業やるのに学問は要らないといわれましたが、農業はサイエンスです。幸いなことに私は農業は素人でしたので、予断を持っていませんでした。だからこそ、出来たと思います。
何でもそうですが、何か新しいことをしようとすると、やる前からネガティブな事をいう人がいます。意志の弱い人だとそこで挫折してしまいます。変な成功体験は物事に対する見方をゆがめますので、勇気を持って捨て去ることが大切だと思いました。
私がやっていることは、たまたまうまくいっている場合かもしれませんので、検証をされてからやって欲しいと思います。基本的には、不退転の決意で臨めば道は拓けるということになると思います。
質問書が送られてきましたので回答を送りますが、イノベーションの象徴のソラポンもサービスで送ります。味のうまさに驚いて東京から視察に来ますかどうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿