2013年2月15日金曜日

ソーラー業者のスキル

業者によりレベルの差がある。ユーザーの無知に付け込むことを平気でやっている大手の業者も有る。ユーザーも自衛しないといいかもにされてしまう。インターネットで検索するなど情報などは入手出来る。高齢者になるとインターネットをやっていないということで情報戦で不利になっている。できれば、見積もりなどする前に情報を入手して勉強しておいた方が良い。
例1:設備認定を受けた後、管理業者を替えると認定取り消しとか価格変更になるうわさがあるなど、といった感じで他の業者へ管理業務がいかないように利用者を取り込もうとする。この場合、認定取り消しや売電価格の変更などは関係ない。
例2:監視装置の販売。パネル48KWでパワコンが10KWX4=40KWの場合。20KW刻みなので60KWとして売りつけようと企む。この場合は40KWで良い。とはいえ、監視装置は価格がものすごく高い。エコめがねにしても50万以上掛かってしまう。はやわかりという製品が有る。これだと色々な弱点も有るが1万円ほど。そのうち安い商品が出てくると思われるので焦ることはないと思う。こまめに現場に足を運び、管理するのも有効だ。
例3:中国製のパネルはすぐに壊れると国産の高いパネルを勧めてくる。大規模な設備ほど中国製を採用している。採用したいが、融資の条件に国産でないと駄目という条件をつけられる場合も有ってなかなか中国製パネルの導入が進まない例もある。
また、高額な保証費用を取ってメンテナンス契約をする場合も有る。これも、故障した場合の不安をあおって勧誘するのだ。安川のパワコンだと10年保証で5万円/台の費用。そんなに壊れるものではないのでこの値段。設備の保険も業者によって色々で、東京海上だと設置費用の0.5%が目安。(内容によってもっと安いところもある)
例4:手数料がべらぼうに高い。設備認定申請費用28万円。それ以外にも諸経費といった感じでの請求も有る。よく内容を確かめて出来るのであれば自分でやるという対応も必要だ。私の所は無料でやっている。
名の知れた会社であっても部材の販売で儲けて、工事で儲けて、手数料で儲けるやり方に引っかかると設置費用の回収は遠のくばかりである。何でも業者任せではなく自身でも調べて自衛することが必要だ。客の無知につけ込むやり方がまかり通っているのが歯がゆい。
例5:工事費用がべらぼうに高い。相見積もりをすることで対応するしかない。部材販売は、インターネットで簡単に見つかるが、業者を見つけるのが難儀。ソーラー設置をやったことがない業者だと、相場の2倍3倍は当たり前。ある業者の見積もりは私の所の4倍というものも有った。
今回設置したことで、色々と引き合いも来るようになった。ウナギの養鰻池の跡地利用の話も有る。ここは、農地ではないので農地法の規制はない。埋め立てるとなると自治体の条例に引っかかる場合も有る。面積によっても引っかかるので、スキルの有る業者に頼まないと、確実に遅れます。どこへ申請を出せばいいのか?どんな書類がいるのか?補助金申請はどうしたらいいのか?などなど知識が必要なので、業者も儲かりそうだから事業の多角化として設置業者としてやってみようという感覚だと後々大変なことになります。

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