2015年6月9日火曜日

再エネ特措法改正へ 総量規制

いつかいつかと思っていましたが、とうとうになってしまいました。
国民負担を抑制するという錦の御旗のもと、空押さえ案件の召し上げをするために再エネ特措法の改正です。
買取上限を設けて、上限に達した場合は、新たな買取を打ち切るというということになります。金額による総量規制です。
国会で成立しないとダメですが、国民負担の抑制ということになると反対するところがないように思います。成立は堅いと思います。2017年にもということなので、後1年間が勝負所になります。値下がりを待つとかではなく、なる早でやらないといけなくなりそうです。とはいえ、ソーラーは設置しやすいところから設置していきますので、難易度が高くて厳しいところが残っています。
電源構成のベストミックスをもとにすると、ソーラーの買取額上限は2兆3000億円。15年度の買取総額が1兆3000億円なので、今の倍で終わりということになります。未設置の認定は4倍くらいありますので、設置できるのはこれの半分ということになろうかと思います。
このニュースでサニックス ストップ安かと思ったのですが、株価は反応がありませんでした。
円安の進行、法律の改正でソーラーに対する逆風は強くなる一方です。こういった悪材料がでても、慣れてしまっているのが怖いように感じます。
このニュースはインパクトがあると思ったのですが、目にしたのは日経くらいで、後はスルー状態です。

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