2015年4月17日金曜日

ベースアップ

春闘で大幅に賃金が上がったという会社もチラホラみたいです。大企業で平均2.59%だそうです。大手自動車会社で月1万円以上、ボーナス6.8ヶ月分。全くもってうらやましいです。これだけもらっていても、来年になるともっとよこせと言うのですから、私からするとどっちの方が欲深なのかです。
会社経営する側からだと、人件費の負担は大きいです。厚生年金や健康保険などなど会社負担になります。直接払う給料以外に福利厚生を考えると20%くらい余分にかかります。例えば、年収500万だとすると、これ以外に100万くらいは会社負担となります。サラリーマンで年収500万でも、実質は600万円ということになります。
仮に人件費負担が100万増えると、営業利益10%なら1000万円以上の売り上げ増がないと賄えないことになります。これ以外のものもかかってきますので、2000万以上毎年毎年増収していかないとおっつかないことになります。中小零細企業になると非常に厳しいです。
毎年のように上がる給料に対して、ソーラーはというと固定価格なので、上がらない仕組みになっています。ですので、今は多くもらっているようにみえても、長期的に見ると大したことはないと思います。
システムの劣化やメンテ等もあるので、先行逃げ切りを目指すというのが戦略になってきます。そのためには、初期投資を抑え、経費節減をして、節税に励むということになります。高級外車に乗ってご馳走を食べて高級酒を飲むなどの贅沢なんて、とてもとてもです。

0 件のコメント:

コメントを投稿