2015年4月14日火曜日

融資ためらう銀行 ソーラー逆風

売電抑制ルールが出て、金融機関が融資に慎重になってきています。これも逆風です。買取制限により、事業性は悪化することで、返済がスムーズにいくのか?借りる方も恐ろしくなります。規模が大きいと融資も高額。発電所の売却や倒産に追い込まれることも考えないといけなくなります。
今までだと、分譲物件の利回りは10%くらい、自分で設置すれば20%くらいにはなります。販売価格からすると、低圧1基作って売ると1000万円の利益ということになります。
出力制限されると、利回りが落ちるのは確実で、税金や金利、管理費などの経費を支払うと実際の手取りはかなり低くなる可能性があります。これでは、銀行も融資には慎重になるというのも頷けます。法律、電力、税制、資金など新設ソーラーに対する風当たりは強まる一方です。
先に申請だけして機器の値下がりを待ってなどとという見方をされましたが、設置ができないことにはどうしようもありません。
こういった逆風前にできてしまった発電所は、発電する権利=発電権を確保できているので、孫子の代まで事業をやることができます。
売電価格は下がると思いますが、PPSとか機器類の低価格化で採算がなんとか合うのではないかと思います。さすがに、今のようには儲からないとしても、なんとか生活はしていけるのではないかという読みを持っています。

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